冬の都留市で、子どもの「やってみたい」を叶える

冬の都留市で、子どもの「やってみたい」を叶える
― 都心から90分。知的好奇心と家族の絆が深まる、山梨県都留市へ―

冬の週末、子どもと行く場所に迷うことはありませんか。

寒さや天候、移動の手間を考えると、つい慣れた場所を選びがちです。

けれどその選択は、どこか“日常の続き”のまま。新しい刺激や発見が生まれにくい時間になりがちです。

本当は、日常から少し離れ、家族で新しい体験や驚きに触れたい—。

その想いに応えてくれるのが、都心から車・電車で約90分の山梨県都留市です。

都留市には、「ただ遊ぶ」で終わらない、好奇心を揺さぶる体験があります。

 

触れて、考えて、挑戦できる体験は、子どもの中に小さな変化を生みます。

帰り道。

後部座席で窓の外を眺めながら、今日のできごとを思い出す子ども。

その表情に、いつもとは少し違う余韻が残る。

そんな旅時間を、ここ都留市では過ごせます。

▪️山梨県立リニア見学センター|時速500kmの世界に出会う

山梨県立リニア見学センターで展示されているリニア実験車両の先頭部

― 世界にひとつ。未来に触れた瞬間の「目の輝き」

リニアは、磁力で車体が浮き、レールに触れずに走る次世代の高速鉄道です。

運行が始まれば、東京と名古屋を最短40分で結ぶ予定と言われています。

─未来の移動を変える“本物の技術”に、ここでは実際に触れることができます。

山梨県立リニア見学センターの展望フロアからリニア走行試験を見学する子どもたち

ここでは、実際に走行するリニアモーターカーを間近で見られる貴重な体験ができます。
時速500kmで走るリニアが目の前を駆け抜けたとき、声より先に、表情が変わります。

音も少ないまま一気に加速していく様子を目の前で見ると、大人でも思わず息をのむ迫力があります。

※走行試験を実施していない日もありますので、あらかじめご了承ください。
詳細については、山梨県立リニア見学センター公式サイトをご確認ください。

山梨県立リニア見学センターで「超電導リニアが浮くしくみ」の展示を見学する子どもたち

館内には、リニアの仕組みや歴史を紹介する展示があり、
磁力で浮上する仕組みを体験できる模型や、ミニリニアの走行体験、
リニア開発の歩みをまとめたパネルや映像など、“見る・学ぶ・体験する”要素も充実しています。

山梨県立リニア見学センターのジオラマ展示と映像に映る富士山の風景

最初は「速い電車」としか思っていなかった子どもが、
展示を巡るうちに、「どうして浮くの?」「どこを走るの?」と、
自分なりの疑問を持ち始めることがあります。

山梨県立リニア見学センターでリニアの模型展示を見学する子ども

ただ楽しむだけではなく、興味や理解が少しずつ深まっていく—。
そんな過程を親として横で見られるのも、この施設ならではの体験です。

帰るころには、「また見たい」「もっと知りたい」
そんな言葉が自然と出てくるかもしれません。

▪️CHEERS!|家族で囲む、ごちそうバーガー

都留市のCHEERS!で店内カウンター席に座る子どもたち

― “食べた瞬間、家族の会話が増える味”

都留市田野倉にある 「CHEERS!」 は、
素材選びから仕込みまで妥協しないオーナーが手がける、本格バーガーの専門店です。

粗挽き食感がしっかりと残るハンドチョップパティ、ふんわり香ばしい自家製バンズ、
そして素材に寄り添うソース。
食べる前から期待が膨らむような一皿です。

でも、この店の魅力は味だけではありません。

都留市のCHEERS!で提供されるハンバーガーとポテト、チュロス付きスイーツのプレート

ここでは、時間に追われず食事を楽しむ空気があります。
子どもが「大きい!」と言いながらかぶりついても、
ケチャップがほっぺについたまま笑っていても大丈夫。

“親もゆっくり味わえること”
それが、旅先で選びたい店の価値かもしれません。

家族で同じテーブルを囲み、
誰かが写真を撮り、誰かが笑い、
話題が食べ物から、今日の出来事へ移っていく。

その時間ごと食事が記憶になるのが、旅の良さです。

外の空気が冷たかったこと。
車の中でかかっていた音楽。
子どもがなぜかずっと話していたこと。

そんな旅の余韻をまとったまま食べるハンバーガーは、
「おいしい」を超えた体験になります。

都留市のCHEERS!でハンバーガーやアイスを食べる子どもたち

CHEERS! のバーガーは、
どこにでもある味ではありません。

“都留で食べるから特別になる味。”

それは、食べた瞬間だけでなく、
帰ってからふと思い出す、
小さな感動と家族の記憶が宿る一皿です。

▪️宿 ぽっぽや|線路のそばで、子どもが主役になる宿

都留市の宿ぽっぽやの外観。古民家をリノベーションした鉄道テーマのゲストハウス

― 「やってみたい」が自然に生まれる場所。

富士急行線「谷村町駅」から徒歩30秒。
築100年の古民家をリノベーションした宿 ぽっぽやです。

外観は懐かしい古民家。
けれど、扉を開けた瞬間、そこはただの宿ではありません。

この場所には、ひとつの揺るぎないテーマがあります。

「子どもたちの“考動”を応援すること。」

泊まるだけの宿ではなく、
子どもが自分で考え、選び、夢中になるための“舞台”。
それが宿ぽっぽやです。

都留市の宿ぽっぽや受付周辺にある鉄道モチーフのインテリアと展示

玄関では、レトロな駅舎を思わせる受付カウンターがお出迎え。
ここが、旅がはじまる最初の駅。

本物のレールが敷かれ、 電気機関車を模した空間を抜けると、ブルートレインを再現した客室へ続いていきます。

この世界観は、鉄道関係者であるオーナーが、本物の車両を何度も測り、パーツを集め、手作業で形にしたもの。
「鉄道っぽい」ではなく、体験として成立する本物へのこだわりがあります。

館内には、鉄道好きが思わず息をのむ仕掛けが点在します。

都留市の宿ぽっぽやにある鉄道車両風の客室と布団が並ぶ室内

電車の内装を模した部屋、実寸大で再現された電気機関車展示、
そして大人もつい本気になる運転台シミュレーター。

都留市の宿ぽっぽやにあるEF66型電気機関車の運転席フォトスポット

中でも象徴的なのが、かつて寝台特急を牽引していた名機、
電気機関車「EF66」の実物大モックアップ。
宿泊エリア入口にその車体が構え、裏側には運転台スペースが隠れています。
窓越しの撮影もできるので、“ポーズを撮る写真”ではなく、“なりきった瞬間”が残るのが魅力です。

都留市ぽっぽやのC62形蒸気機関車モニュメントで焼き芋を焼ける屋外ストーブ

外に出れば、駐車場の一角にはSL型の窯があり、焼き立ての焼き芋を片手に、
目の前を走り抜ける電車を眺める時間もおすすめです。

宿のどこにいても鉄道の音が響き、 窓の向こうを列車が走る─
夢中になれる世界がいつでもそばにあります。

都留市ぽっぽやでのほうとうづくり体験で生地をこねる様子

もちろん、この宿では地元らしい体験もできます。
そのひとつが、ほうとう作り。

粉がこぼれたり、
思った形にならなかったり、
手がベタベタになったり─。

最初はうまくいかなくても大丈夫。
その過程こそ、“自分で作った”と思える時間です。

宿ぽっぽやは、泊まるためだけの宿ではありません。

ここは、遊んで、学んで、そのまま泊まれる “鉄道の世界”。

子どもが自分で考え、選び、夢中になれる舞台。

それが、宿ぽっぽやです。

冬のおでかけ、迷ったら都留市へ。
子どもの「やってみたい」が動き出す旅。

冬は、お出かけ先がどうしても限られる季節です。
外遊びが難しく、移動や寒さを考えると、 気づけばいつもの場所に落ち着きがち。

都留市は、そんな時期でも選択肢になる町です。
都心から約90分。
子どもが体験しながら楽しめるスポットや、
家族でゆっくり過ごせる場所が点在しています。

「遠すぎず、でも非日常を感じられる」
そのバランスが、都留の魅力です。

次の週末、行き先に迷ったら、
候補のひとつに都留市を加えてみてください。

家族で過ごす冬の時間に、ちょうどいい場所です。

都留市方面から見える雪化粧の富士山の風景

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