【学生×地域×行政観光振興プロジェクト】特集②「観光を考える会」地域での活動がスタート
都心から約90分。富士山の湧水や個性豊かな山々に恵まれ、城下町の歴史をもつ小都市、山梨県都留市。 小さなまちでありながら、市内には3つの高等教育機関を有しており、学園都市でもあります。 そんな都留市で生まれた、「都留市を […]
都心から約90分。富士山の湧水や個性豊かな山々に恵まれ、城下町の歴史をもつ小都市、山梨県都留市。
小さなまちでありながら、市内には3つの高等教育機関を有しており、学園都市でもあります。
そんな都留市で生まれた、「都留市をみんなで盛り上げようじゃないか」というプロジェクト。
有志の観光事業者の言葉から始まり、少しずつ大きくなってきた「都留の観光を考える会」。
その歩みを、連続特集でご紹介します。
令和6(2024)年度、都留市観光協会の定期総会後、有志の方からの声掛けで始まった「都留の観光を考える会」。
きっかけは、総会に参加された観光事業者の方からの言葉でした。
「観光戦略が策定されているのに、戦略の内容を実現するための主体がいないのではないか。」
「このままでは”絵に描いた餅”の戦略で、具体的な成果を挙げられないのではないか。」
観光は、行政だけが頑張っていても、発展していくのは難しい。
われわれ事業者も本気になって取り組んで、都留をもっと盛り上げていこう。
そんな熱い想いを語っていただきました。
その熱い想いを熱いうちにうつべく、観光協会の会員事業者から参加者を募り、「都留の観光を考える会」が発足しました。
参考:つる観光戦略(都留市役所ホームページ)
有志のメンバーが集まって迎えた第1回目のミーティング。
「都留の強みや魅力は何か」「どんな都留でありたいか」「どんなことをしたいか」などについて意見を交わしました。
そこで早速出された問題提起は、「そもそも”観光”って何だろう。都留に”観光”って必要?」でした。
意見交換を重ねる中で、メンバーの共通認識として生まれてきたのは、「持続可能な観光」を目指すということでした。
「都留が目指したいのは、観光客がたくさんやってくる大型観光地としての発展ではない。」
「私たち市民にとっても暮らしやすく、観光客も楽しめるまちであることが大切なのではないか。」
都留市は、元々城下町の歴史があり、3つの大学等高等教育機関を有するため、絶えず人の交流が生まれる環境にあります。
一方で、都留市は元々”観光地”ではなく、観光の受け皿は十分な状況とはいえません。
この状況で、オーバーツーリズムなどの観光公害が発生してしまうと、都留市の豊かな自然や市民生活に影響を及ぼす可能性があります。
観光を考える会が目指すのは、われわれ市民が苦しくなってしまうような観光ではない。
都留市を好きになってくれる人、第2のふるさととして大事に思ってくれる人を増やしたい。
それが、「私たちが目指す観光」の答えになりました。
令和6(2024)年度の活動は、外部講師をお招きして講演会を行ったり、観光資源の掘り起こしやプロジェクトの方向性を協議したりしてきました。
ミーティングを重ねる中で、地域での実践活動へ移るにあたり、都留の強みを活かすには、若者にもメンバーに入ってもらおう、と意見が出されました。
そこで、令和7(2025)年度の活動をスタートするにあたり、地域に密着した大学として創立70周年の歴史をもつ都留文科大学の学生メンバーを募集。
学生×地域×行政の協働プロジェクトとして、都留の観光を考える会は再スタートを切りました。
学生メンバーが集まった初回。
ワークショップで、皆さんに「都留に足りないもの・ほしいもの」「自分が都留でやりたいこと」を考えてもらいました。
学生、若者ならではのニーズや地域密着型の都留文科大学に入学したからこそ、都留市でやってみたいこと、たくさん挙げていただきました。
学生の皆さんのワクワクする気持ちを大人にもおすそ分けしてもらい、今後の活動が楽しみになりました。
ここから、「観光の過ごし方を考えるツアー企画」「都留市の食をPRする企画」「都留市を好きになってもらうファンクラブ」の3チームで、活動が進んでいきます。
特集第1回では、都留の観光を考える会の発足から学生メンバーが参加するまでの経過をご紹介しました。
次回、特集第2回では、令和7(2025)年度に取り組んだ活動について取り上げます。
<特集第2回はこちらから>
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